前のバージョンからの主な変更点
電信八号V32.1.7.3からの変更点
- OpenSSL 1.1 対応。
- 同梱のOpenSSLを1.1.1lに更新しました。
OpenSSLのDLLファイル名が変更されています。以前のものとはプログラム的にも互換性がありませんので以前のバージョンのDLLでは(たとえリネームしても)動作しません。
また、OpenSSL 1.1のDLLがWindows XP以前では使用できないため、SSL/TLS(POP3S、SMTPS)対応はWindows7以降になりました。
電信八号V32.1.7.1からの変更点
- 設定ダイアログの「表示」に、
「フォルダーウィンドウ最小化時にシステムボタンを隠す」オプションが追加されました。
※隠す設定に変更した後は電八を再起動してください。
※復元ボタンと最大化ボタンを非表示にすることにより、最小化時のウィンドウタイトルに表示可能な文字数を増やします。
特に、Windows Vista 以降のテーマによってこの表示文字数がごく少なくなってしまう場合向けの機能です。
※ボタンが非表示の場合でも、タイトルバーのダブルクリック、またはシステムメニューからウインドウを復元が出来ます。
[Folder]
HideChildButton={0|1}
;0: 最小化時にボタンを隠さない(デフォルト)
;1: 最小化時にボタンを隠す
- マルチパートダイアログでアイテム削除後に、Windows7では同じ位置の子要素が選択されるようになりましたが、Windows XP以前と同様に親要素が選択されるように対策されました。
- TEMP環境変数にドライブルート(例:"D:\")を指定された場合にエラーになっていた件が対応されました。
- Windows Vista以降のシャットダウンUI対応しました( Vista 以降ではOSのシャットダウンにメッセージを出します)
- Windows8でログウインドウを表示したまま電八を終了しようとすると、ログウインドウが残存して電八が終了しない現象に対策されました。
- Windows8を終了しようとしたときにログウインドウが残存して電八が終了しない(Windows終了もブロックされる)現象に対策されました。
電信八号Ver.32.1.6.5からの変更点
重要な変更点
- メニュー他、半角カナの表記が全て全角カナに変更されました。
- 単語末尾の長音など用語の表記の統一が行われました。(ユーザ → ユーザー、サーバ → サーバー など)
以上の変更によりメニュー項目やダイアログタイトルを文字列で参照している外部ツールが影響を受ける場合があります。文字列の指定を新しいものに変更してください。
以下重要な物には★印が付いています。
送受信
- ★ SSL/TLS 対応し、アカウント別設定にPOP3S、SMTPS使用オプションが付きました。
※要OpenSSLランタイムライブラリ
- SSL/TLS使用オプション
[アカウント]
UseSmtps={0|1|2|3}
;0: SSL を利用しない
;1: SMTP over SSL
;2: STARTTLS を常に使う
;3: STARTTLS を可能なら使う
UsePop3s={0|1|2|3}
;0: SSL を利用しない
;1: POP3 over SSL
;2: STLS を常に使う
;3: STLS を可能なら使う
- SSL 検証失敗時の動作オプション
Pop3sValidation=0|1
SmtpsValidation=0|1
;0: 継続
;1: 中断(デフォルト)
- メール送信時に値が空のヘッダを削除するオプションが付きました。ただし、宛先ヘッダが空の場合はこのオプションに拘わらず常に削除されます。
[Global Parameters]
DeleteEmptyHeaders=0|1
;0: 空でも残す(デフォルト, V32.1.4.0以降互換)
;1: 空なら削除(V32.1.3.1互換)
- 「送信後巡回受信」時に送信メールが無い場合、巡回受信がエラーになる場合がある件に対策されました。(新規作成もキャンセルし、送信が行われなかった場合に Winsock の初期化が行われなかったため)
振り分け条件定義ファイル
- 条件の正規表現に汎用量指定子 {n,m} が追加されました。 (以前からヘルプに記載されていましたが、動作しませんでした。)
- 条件マッチ時のアクションに、振り分けせずに処理を抜ける指定 :EOF が追加されました。
プロファイル
- 終了時iniファイルを保存しないオプションが付きました。
[Global Parameters]
QuickSave=0|1|2
;0 :従来のまま(デフォルト)
;1 :SaveSessionをスキップ
;2 :SaveAppStatusをスキップ
;3 :両方スキップ
- iniファイルの値が変化していなければ書き込まないようになりました。(終了速度が向上)
- iniファイルのアクセラレータテーブルをソートして保存するようになりました。
- iniファイルにバージョンが追加されました。
その他
- 連続する同一内容のログメッセージを省略し、繰り返した回数を出力するようになりました。
- 起動時オプション /install が付きました。(レジストリ登録を行います。)
- ★レジストリ登録が初回起動時と /install オプション指定時のみになりました。
- レジストリ登録時にユーザーの許可を求める様になりました。
- メール番号振り直し時に開始番号を指定できるようになりました。
- キャッシュに格納する本文のサイズが最大127バイトから500バイトへ拡大されました。
- ★メールリスト表示の「本文」でマルチパートバウンダリーやプリアンブルを省略し、[Multipart]と表示する様になりました。
- 「通知のカスタマイズ」の設定内容が記憶されない件の修正されました。
- 通知アイコンが表示(消去)出来ないときがある件の修正されました。
- ★Windows のDLL読み込みに関する脆弱性対策のオプションが追加されました。
(cf.http://jvn.jp/cert/JVNVU707943/)
安全なモジュール検索を行うオプション
[Global Parameters]
SafeModuleSearch=0|1
; 安全なモジュール検索を行う
; 0: カレントからモジュールを探す
; 1: カレントからモジュールを探さない(デフォルト)
→デフォルトで使用するDLLの読み込みオプション
[Global Parameters]
SafeModuleSearch=0|1
; 安全なモジュール検索を行う
; 0: カレントからモジュールを探す
; 1: カレントからモジュールを探さない(デフォルト)
UseDllSNANLS=0|1
; EBCDIC を利用するか
UseDllRASAPI=0|1
; ダイアルアップを利用するか
UseDllOpenSSL=0|1
; SSL/TLS 通信を利用するか
; 0: 利用しない
; 1: 利用する(デフォルト)
・Explorer再起動時にBiffアイコンが復活するように対策されました。
・アクセラレータキー設定のコマンド名誤りが修正されました。
・消えていたアクセラレータキーのデフォルト定義が復活されました。
電八住所録 Alias の変更点
- メニュー他、半角カナの表記が全て全角カナに変更されました。
- 単語末尾の長音など用語の表記の統一が行われました。(ユーザ → ユーザー、サーバ → サーバー など)
- Explorer再起動時タスクトレイアイコンを復活するように対策されました。
- ファイル関連付けを常時ではなく、条件付きで行うようになりました。条件は以下の通り。
・.ali のファイルタイプが Alias.Document と登録されていれば何もしない
・.can および .fld のファイルタイプが Trash.Document および Den8.Dodumentならば、.ali の関連付けを行う
電信八号Ver.32.1.6.3からの変更点
- 受信時のヘッダー処理時に発生する、1フィールド1023バイト以上の時のバッファオーバーフロー警告が廃止されました。約32000バイトまで許容します。
- [外部ツール]の登録を削除したとき、iniファイルの不要なエントリを削除するようになりました。
- 正規表現の処理中、確保済みのメモリを再利用するようになりました。
- 定義ファイル(
.def
ファイル)のアクションのフォルダ・ファイル名に、使用できない文字(/*?"<>| と コントロールコード)がないかチェックするようになりました。
旧バージョンでこのような不正なパス・ファイル名に対して振り分けが発生した場合、振り分けに失敗し、*.sav
ファイルが発生していました。
電八住所録 Alias の変更点
- DDE_INITIATEブロードキャストに応答しないアプリケーションがあった場合に、[OK]を押してもエディタが呼び出されずAliasもフリーズしていましたが、タイムアウトしてエラーを出すようになりました。
根本的な対策は将来のバージョンで予定されています。
電信八号Ver.32.1.6.1からの変更点
重要な変更点
- アドレス類(Message-IDを含む)ヘッダ内で括弧内ではフォールディングを回避する様になりました(RFC2822準拠)。
電八自身はあまり長いMessage-IDを生成しませんが、返信対象のメールに長いMessage-IDが有ると(旧版の規格RFC822の)ルールに従いフォールディングを行っていました。
Message-IDの途中に折り返しがあると、メーラーによってはスレッドが繋がらない場合がありました。
- パスの途中に書き込めないフォルダが有るとフォルダ作成に失敗するバグが修正されました。
ただし、書き込み禁止(読取り専用)フォルダに新規フォルダを生成出来ないのは仕様ですので変わりません。例えば \Programs\Den8\ にインストールしている場合に、\Programs\ のみが書き込み禁止でも失敗していましたので、修正されました。
- TOPコマンドで、サーバーがヘッダ/本文セパレータ無しで終了する不正な応答を返してもタイムアウトしなくなりました。
- MS製メーラーで受信した際にSubjectの文字化けが発生する場合がある件に対策されました。
旧バージョンでは、フォールディングが発生したときに、英数字だけになった行はUS-ASCIIとしていたため、次の様にus-asciiの行とiso-2022-jpの行が出来る場合がありました。
例
Subject: =?us-ascii?B?VEVTVFRFU1RURVNUVEVTVFRFU1RURVNUVEVTVFRFU1RU?=
=?iso-2022-jp?B?RVNUVEVTVFRFU1RURVNUVEVTVFRFU1RURVNUVEVTVFRF?=
=?iso-2022-jp?B?U1RURVNUVEVTVFRFU1RURVNUVEVTVFRFU1RURVNUVEVT?=
このとき、MS製メーラー(Outlook等)では先頭行がus-asciiのときには後続行も文字コードを変換しないため、正しく表示されませんでした。
- 返信用.defファイルテンプレート _reply.def にヘッダが無くても常にマッチする条件を追加しました。
以前の条件では必須の筈の TO: ヘッダが無い様なメールでは返信しようとしてもエラーになっていました。既存ユーザーの方は、次の条件を末尾に追加することをお薦めします。
/^./ REPLY.CMP
- 公式サイトURLがhttp://www.denshin8.jp/になりました。
電信八号Ver.32.1.5.1からの変更点
重要な変更点
- 「サーバー別の設定」が「アカウント別の設定」に変更されました。
- 「サーバーに依存しない設定」が「設定」に変更されました。
- 「自動ログイン」の名称が「自動巡回」に変更されました。
- サーバー別設定と自動ダイヤル設定が新設定ダイアログに統合されました。
以下重要な物には★印が付いています。
[全体]
(修正)
- ★「サーバーに依存しない設定」の[添付]で、添付ファイル名の文字コード指定が実際と異なる件が修正されました。
- ★マルチパートダイアログで「全パーツ保存」するとき、出力先に「デスクトップ」を指定するとエラーになる件が修正されました。
- マルチパートダイアログが開いていても、他のメールに D&D でファイル添付が可能になりました。
- ★「一時ファイルを削除する」でも「メールの振り分けのタイミング」が「各サーバーのログアウト後」の場合は一時ファイルが削除されない件が修正されました。
- 「ウインドウ一覧」で起動時から最小化状態のままのウインドウのメール総数が 0 のままの件に対策されました。
- 削除したデフォルトのアクセラレータキー割り当てが再起動で復活する不具合が修正されました。
- ★フォルダが開けない場合のSHELL APIのエラー発生に対策されました。
- ★リードオンリーフォルダのキャッシュ再構築で異常終了する(場合がある)件に対策されました。
- 振り分けアクションで | & と連続した条件にマッチしたとき、| というフォルダを作成しようとするバグが修正されました。
- 初回起動時にいきなりキャンセルするとログウインドウで発生するメモリリークに対策されました。
- 終了時にアクセラレータテーブルを破棄していない件が修正されました。
- 初回起動時の添付ダイアログの操作で異常終了する場合がある件に対策されました。
- 標準エラー出力ハンドルがNULLである場合に対策されました。
- ★-mailtoオプションで破損したMBCSシーケンスが与えられるとフリーズする不具合に対策されました。
- ウィンドウ選択ダイアログで 128 個までしか表示されない件が修正されました。
- ★POP パスワードをアカウント設定に保存していないとき、POPログイン時の入力で誤入力した場合でも次回ログインで再度パスワード入力が出来る様になりました。
- ★内蔵 Alias ダイアログでアドレス中の空白が無視されないようになりました。
- ★Alias.exe を二重 ( 以上) に起動すると電八をすぐ終了できない件に対策されました。
- 「メール」メニューの「複写」「移動」を行っても、フォルダ選択ダイアログの初期表示フォルダが移動しなくなりました。
(改良・新機能)
- 分割メール結合が高速化されました。(基準メールの前後近傍から探索する様になりました。)
- 定義ファイルのマッチ条件に否定演算子 ! が使えるようになりました。→ [メールの振り分け]
- 任意の外部ツールの実行機能が付きました。アクセラレータキーとツールバー割り当ても可能です。 →設定 [ツール]
- 振り分け時、マッチした定義ファイルの行番号をログ出力するようになりました。
- [MoveTo]ログの形式が見易く変更されました。
- 起動時の自動巡回がオプション化されました。
- WindowsMe/2000以降で「エクスプローラ型ファイルダイアログを使う」とき、プレースバー付きの新型ファイルダイアログを使用する様になりました。
- ★振り分け時にメールフォルダが自動的に作成されるとき、まだ存在しないパス付きで指定されていてもパスごと作成される様になりました。
- ★DDEコマンドに Flush が追加されました。(詳しくはden8api.txt参照)
- ウインドウ選択ダイアログでソートしたとき、選択されているアイテムが見える位置に来るようになりました。
- ウインドウ選択ダイアログのソート方法を記憶するようになりました。
- 起動時にゴミ缶しか開かれてないときのメニューが改善されました。
- ログウィンドウのアイコン表示オプションが付きました。→設定 [ログ]
- Windowsを終了しようとしたときに電八が送受信中だった場合、ウィンドウズの終了をキャンセル可能になりました。
[受信]
(修正・変更)
- Content-Transfer-Encodingヘッダがあるが値が空の場合でも、テキスト本文の文字コードが変換されるようになりました。
(未知のエンコードと看做していたのをデフォルト(7bit)と看做すようになった)
- Message-Id照合時には本文を取得しないようになりました。従来は詳細確認と共通のコマンド生成をしていたため、本文を4行を取得していました。
- ★受信済UIDの記録がメールアカウント毎になりました。retrid.lstのセクション名は[POPサーバー名:ポート番号:POPログイン名]となります。ただし、POPサーバー名はlocalhostまたは127.0.0.1の場合省略します。(同じPOPサーバー名の複数のメールアカウントが有る場合、UIDLでの受信済み判定で受信済のメールに未受信と判定されるものが発生する場合がある対策。)
- ★受信時のリポートダイアログでENTERキーを押しても受信が中断せずにダイアログが閉じる不具合が修正されました。
(改良・新機能)
- 詳細確認時に取得する本文行数オプションがつきました。→設定 [受信] 取得する本文行数
- UIDLで未受信、Message-Idで受信済と判定されたメールのUIDを受信済として記録する様になりました。
- 受信済みとしてrecvid.lstに記憶するMessage-Id数を指定するオプションがつきました。→設定 [受信] 受信済みID記録数
- 詳細確認ダイアログのメールのリスト表示がListViewになりました。各カラムの幅の変更や各カラムアイテムに基づいてソート表示が可能です。
- 詳細確認ダイアログで、[受信]後に閉じるかどうかがオプションになりました。→設定 [受信]
- 詳細確認ダイアログで、メールが無いとき閉じるオプションがつきました。→設定 [受信]
- 詳細確認ダイアログで、メッセージリストの初期表示位置が、選択されているアイテムが有る場合は選択されている最後のアイテムが表示される位置になりました。
- デコード時のDateヘッダの補完が有効なとき、フォーマットエラーを起こしたときも、Receivedの日時で補完されるようになりました。
[送信]
(改良・新機能)
- 送信メールの振り分けが可能になりました。 →設定 [フォルダ] 送信済みメールをフォルダ定義に従って振り分ける
- 送信前のエンコード後一行あたりのバイト数警告の閾値がオプション化されました。(従来は200バイト固定)→ 設定 [送信] エンコード後一行あたりのバイト数警告の閾値
- 送信時の長すぎる行の警告メッセージおよび1000バイトを超える行のエラーメッセージに対象の本文行番号を表示する様になりました。
- ★SMTP QUITコマンドの寛容動作オプションが付きました。→設定 [ アカウント別の設定] QUITコマンド
SMTPtolerantQUIT=0〜2
;0:通常(デフォルト)
;1:QUITを送信しない
;2:QUITを送信し応答を無視する
- SMTP パスワードをアカウント設定に保存していないとき、SMTPログイン時の入力で誤入力した場合でも次回ログインで再度パスワード入力が出来る様になりました。
- 返信時、返信対象メールのReply-Toが空の場合は無いものとして扱うようになりました。
[添付]
(修正)
- 添付ダイアログから複数のファイルを選択したとき、ファイル名が大文字に変換されないようになりました。
(改良・新機能)
[設定ダイアログ]
(修正)
- 設定ダイアログで[適用]ボタンの有効/無効が正しく動作しない場合があった件が修正されました。
- 「テキストとして扱う拡張子」「タイムゾーンと時差のリスト」の設定を変更しても、電八を再起動しないと反映されてなかった件が修正されました。
- [適用]等の実行後無効化されるボタンをキーボード操作で押すと、フォーカスが移動できなくなる件が修正されました。
(改良・新機能)
- 「Content-Type」の「追加」ボタンが間違いやすいため廃止され、「新規」「複製」ボタンに変更されました。
- [表示]からメールフォルダビュー関連の設定を分離して[メールフォルダ]ページが新設されました。
[アカウント設定]
(修正)
- 初回起動時等、サーバーの設定が1個しかない場合はそれを選択する様になりました。
- 選択されていたアカウントの場合、名前が変更されても選択を引き継ぐ様になりました。
- 「設定の名前」が変更された場合も適用ボタンの状態を判定する様になりました。
- ポート設定は数値しか入力できない様になりました。
(改良・新機能)
- ★サーバー別設定が新設定ダイアログに統合されました。ツールバーからの「サーバー別設定」呼び出しも新設定ダイアログのサーバー別設定が開きます。
- サーバー別設定の「複製」機能が付きました。
- サーバー別設定の順序変更機能が付きました。
- 「設定の名前」を入力中に、受理できない入力があった場合、メッセージボックス表示後、「設定の名前」を選択状態にする様になりました。
[ツールバー]
(改良・新機能)
- ツールバーにウィンドウ一覧ボタンが追加されました。
現在のツールバービットマップは960x15ビクセル、ボタン64個です。
[フォルダ階層]
(修正)
- フォルダ階層へのメールDropで電八が落ちる場合が有る件が修正されました。
- フォルダ階層をメインウィンドウに整列させた状態でメインウィンドウを移動するとき、移動中のアクティブウィンドウがフォルダ階層ウィンドウになる件が修正されました。
- フォルダ階層のルートに<Desktop>があった場合、デスクトップ以下にフォルダ変更が発生するとエラーが表示される件が修正されました。
- フォルダ階層が展開状態を復元するとき展開データが多いと異常終了する件が修正されました。
[フォルダ]
(修正)
- 「終了時にゴミ缶を空にする」とき、キャッシュヘッダのnUnreadCountが0になっていない件が修正されました。
- バージョンアップ時に送信系フォルダの「相手」の表示がFrom:になっている件が修正されました。
- Windowsと共に終了させるとフォルダキャッシュが保存されていない場合がある件に対策されました。
(改良・新機能)
- カラムヘッダにソートマークが付きました。(Comctl32.dll ver4.70以上が必要)
- X-Status:の正規化がオプション化されました 設定 [その他] メールのX-Statusを正規化する
- 受信済みメールの再振り分けが可能になりました。
- キャプションにパスが表示できるようになりました。
- オーナードローリストでもD&Dでヘッダの並び替えが可能になりました。
- メールリストのスレッド順ソートが可能になりました。リストをインデントする文字を指定可能です。 設定 [表示]-[メールフォルダ] スレッドのインデント文字
- メールリストビューにグリッド線を表示するオプションが付きました。設定 [表示]-[メールフォルダ] グリッド線を表示する
- フォルダ内の文書番号が 9999 を越えるときのメッセージにフォルダ名が表示される様になりました。
- コピー/移動の際にフォルダが満杯でエラーになったとき、冗長なダイアログ表示がされなくなりました。
- キャプションに表示する文字列をカスタマイズ可能になりました。 設定 [表示] メールフォルダのキャプション文字列
- メール一覧の表示項目のカスタマイズが可能になりました。 設定 [表示]-[メールフォルダ] 表示項目
- ステータスを文字で表示する」設定がONのときの文字列を、番号の右ではなくステータスアイコンの代わりに表示する様になりました。
- メール編集後のX-Status:変更を自動反映する様になりました。
- DDEコマンドでメールのステータスを変更したとき、フォルダキャプションの未読数が即時更新されるようになりました。
[検索]
(改良・新機能)
- 履歴の中から再検索を実行した文字列は履歴の先頭に移動する様になりました。
- 履歴表示中に[SHIFT]+[Delete]で履歴をクリア出来る様になりました。
- 各コントロールにアクセスキーが付きました。
- デフォルトフォーカスが「中断」になりました。
[テンプレート]
(改良・新機能)
- 返信テンプレート定義ファイル(reply.def)で以下のヘッダが参照できるようになりました。
RECOMMENDED-FROM
RECOMMENDED-TO
RECOMMENDED-CC
RECOMMENDED-SUBJECT
ORIGINAL-SUBJECT
RECOMMENDED-IN-REPLY-TO
- 返信時に
$RECCOMENDED-TO/CC
に入れるアドレスにaddress format errorが発生したとき、内容をクリアしない様にするオプションが付きました。→設定 [メール作成] To/CcのParse失敗時、推奨宛先に元アドレスを使用する
[エンコード・デコード]
(改良・新機能)
- 「MIMEヘッダをデコードして保存」にサブオプション「添付ファイル名のデコード」が追加されました。→設定 [Encode/Decode] MIMEヘッダをデコードして保存する-添付ファイル名を除く
- ★エンコード・デコード時に「〓」になるのをなるべく避ける様になりました。
- エンコード時:SJISでFA40〜の「IBM拡張文字」を〜EEFCの「NEC選定IBM拡張文字」に変換してからJISにエンコードする。
(JISに規定されている範囲外の文字コードへ変換されるので、受信側のメールソフトがこの文字を期待どおりデコードする保証はありません。)
- デコード時:9321〜「文字」をFA40〜のSJIS「IBM拡張文字」に変換する。
(JISに規定されている範囲外のコードなので送信者が送ろうとした文字へ変換されている保証はありません。)
- ヘッダと本文のセパレータの選択オプションが付きました。→設定 [メール作成] ヘッダと本文のセパレータに「--------」を使用する
[フォルダ階層]
(改良・新機能)
- フォルダ階層の右クリックメニューに、選択したフォルダ以下のフォルダをすべて閉じる機能が付きました。
- フォルダ階層をカレントメールフォルダに同期する機能が付きました。
[ソートダイアログ]
(改良・新機能)
- ★ソートダイアログでソート条件のチェックがトグル動作になり、チェックを外したときにオートクリアされなくなりました。
[ヘルプ]
- ツールバーに[フォント]ボタンが表示されるようになりました。