新しいアドレスを入力するには、適当なグループを選んで、右クリック[新規アイテム(N)]を選択するか、[編集(E)-新規アイテム(N)]を選択し、[アドレス]を選択します。
新しいアドレスが現れて、アドレス入力ができるようになります。
アドレスは実名入り形式で入力する方が判りやすいでしょう。
実名入り形式とは、
Gonbei Nanashino <gonbei@nanashino.or.jp>
のように、先頭部分に実名を、<>
囲みでアドレスを書く形式です。
この際、実名に.
(ピリオド)などが入っている場合は、""
(ダブルクォーテーション)で実名を囲むのが良いでしょう。
実名入り形式がわからない人、また、この住所録で電話番号、実際の住所などの管理もしたいときは、アドレスを選択した後、右クリック[編集(E)]を選択するか、[編集(E)-編集(E)]を選択します。
ダイアログが現れて、実名、コメント(()付きで実際にアドレスに記入されます)、メールアドレスを入力したり、[個人情報]タブの方に、住所、氏名、電話番号等を記憶させておくことができます。
エイリアス(別名)機能は、上記のような長いアドレスの代わりに、例えば「ごんべい」と設定しておくことで、 アドレスの変わりに記入できる機能です。
Alias.exe上で相手先を指定するときにはあまり必要なさそうな機能ですが、エイリアスはアドレスの代わりにTo:やCc:に記入することが出来ます。To:部分にエイリアスで書き込むと、編集し終わったところでアドレスに展開してくれます。
エイリアスには複数のアドレスが登録出来ますから、これを利用してアドレスのグループを作ることができます。
例えばサークルのメンバーを一つのグループにまとめておけば、そのグループ名を指定することで簡単にサークルのメンバー全員宛のアドレスが指定できます。グループは階層化できますので、例えば同じサークルでも学年ごとにまとめて、学年別にメールを送ってみたり、ということも可能です。
エイリアス、及びグループ化の仕方はほぼ同じです。適当なグループを選んで、右クリック[新規アイテム(N)]を選択するか、[編集(E)-新規アイテム(N)]を選択し、[エイリアス]を選択します。
あとは、アドレスのときと同じように、名前を入力します。右クリックやメニューから[編集(E)]を選んだときは、その名前だけではなくなにかメモも書いておけます。
こうして作ったものは、まだ実体が入っていないので、となっています。これをエイリアスとしたい場合は、実体としたいアドレスをドラッグ&ドロップしてください。[選択エイリアスの値として挿入]を選べば、ドラッグ&ドロップされたものはエイリアスになります。ダブルクリックして、実体が入っていることを確認してください。
これをグループとして使いたいときは、エイリアスに更にグループの中に入れたいアドレスを追加してください。エイリアス内に直接新規作成してもよいし、既に有るアドレス(エイリアスまたはグループでもよい)をドラッグ&ドロップすることも出来ます(エイリアスを開いておいて実体にドロップします)。自動的にグループになります。
複数のグループに同じアドレスを登録するには、Ctrlキーを押しながらドロップするとドラッグしたアイテムがコピーされます。