宛先を選ぶ

 起動したAlias.exeには、既に登録済みのメールアドレスやエイリアスが並んでいます。
メールを出したい相手は、選択して右クリックし、送付の形式を選ぶか、メニュー[編集(E)]から送付形式を選びます。グループに送付指定をすることもできます。

 出したい相手全てに指定ができたら、画面上部、「題名」の欄にメールの題名を書いて[OK]をクリックするか、メニュー[コマンド(C)]の[OK]、もしくは[メール作成(W)]を選んでください。指定した題名、および相手先でメールが書けるようになります。

送付形式には、以下のような意味があります。

To

一般的な相手先指定。

Cc

カーボンコピーの略で、To:以外でちょっと知っておいて欲しい人に送る。
To:と比較して、返事を期待する度合いが低い。

Bcc

ブラインドカーボンコピーの略で、ここに書いた相手にはメールが届くが、ヘッダにその宛先は記載されない(複数宛先に設定する場合も同様)。
どんなメンバーに対して送ったか相手に知られたくないときなどに使う。宛先はメールのどこにも記録されないので、Bccで送られたメールに返事しても、元のメールでBccで送られたメンバーに届いてしまうことはない。

 これらの指定は、キーボードで行うこともできます。詳しくは、キーボードを使うを参照してください。
Alias.exeで登録されたエイリアス名(グループ名含む)は、メールを送付する際に展開されますので、メールを書くときに後から出したい相手が増えたときなど、エイリアス名を書けばきちんとメールが送れます。

 電信八号は@のつかないメールアドレスはメールアドレスと認めませんが、イントラネット内での使用では、@より左側の部分をあらかじめエイリアスとして設定しておくことで、擬似的に@なしでの宛先指定が可能になります。

 Alias.exeのアドレス(エイリアス、グループ含む)はドラッグ&ドロップに対応しています。メールを編集するアプリケーションが対応していれば、対象のアイコンをドラッグ&ドロップすることで、メールアドレスをアプリケーションに引き渡すことができます。