つくった雛形ファイルですが、使うには登録をする必要があります。
電信八号がメール作成時、どの雛形ファイルを使うか、条件を書いたものを、「テンプレート定義ファイル」と呼びます。
テンプレート定義ファイルは、設定の、[フォルダ]で、「テンプレート定義ファイル」として設定されています。
最初にインストールしたときには、
- 送信テンプレート定義ファイルはSend.def
- 返信テンプレート定義ファイルはReply.def
- 転送テンプレート定義ファイルはForward.def
という名前になっているはずです。
このテンプレート定義ファイルには、次のような記述をしておきます。
例)(これは送信テンプレート定義ファイルの一例です。)
空白(Tab文字、半角スペース)で、ほぼ全ての行が左側と右側に別れているのがわかります。
左側が正規表現、右側が左側の正規表現に合致したときに使う雛形(Template)のファイルです。
電信八号はメール作成の時、テンプレート定義ファイルを上から順に読みます。そして、左側の正規表現を使って判定を行い、合致したら右側にある雛形(Template)ファイルを読み出して、これを使ってメールの雛形を作ります。
注意
判定する対象となるのは、
送信テンプレート定義ファイルの場合はAlias.exe等で選択した内容です。
つまり、左側で判定するのは、「あなたが誰を送信先(TO:)に指定したか」とか「あなたが使う送信アドレス(FROM:)はなにか」と言ったことです。
返信(転送)テンプレート定義ファイルの場合は、判定する対象となるのは、返信(転送)する対象となるメールです。
つまり、左側で判定するのは、「元のメールの宛先(TO:)は誰か」とか、「元のメールの送り主(FROM:)は誰か」と言ったことです。
両者でTo:、From:に関する感覚が違います。
一番下の行には、全てのメールに合致する条件(正規表現)と、その時に使う雛形(Template)のファイル名を書く必要があります。
これは、最初からある定義ファイルを加工して新しい定義ファイルを作るようにすれば、おおむね問題ありません。