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2021-10-10:
$ENV{PATH}
と書いたら {PATH}
としか表示されません。ASCII
の空白、いわゆる半角空白) の含まれているディレクトリ("\Program Files"
など)下にあるフォルダ内の場合など)OpenProcess error 87
が表示される場合があります)xxxxx.@docomo.ne.jp
といった宛先のメールが保存も発信もできません。 FAQ は Frequently Asked Questions の略で、よくある質問とその回答をまとめたものです。
エフエィキュー又はファク(ェに近いァ、名古屋弁のオミァ、ダギァのァ)と読みますが、特に後者の読み方をする場合には、「ファ」(ォに近いァ)と「ク」の間に「ッ」を入れてしまうととんでもない意味になってしまうので注意しましょう。(^^;
# e-Words に「フェイク」と読む説がでていますが、そう読まれるのを聞いた事がありません。
なお、メーリングリストやネットニュースで質問をする前に、まず FAQ を調べるようにした方がよいでしょう。もちろんマニュアルやヘルプやドキュメントもちゃんと読みましょう。
メーリングリスト「電八倶楽部」でよく取り上げられる「電信八号」に関する話題、質問についてまとめたものです。
最新版は、以下に公開されています。 http://www.denshin8.jp/den8-faq.html
なお、Readme.txt やヘルプで記述されているようなことは、この FAQ 集では説明を割愛している場合がありますので、御承知下さい。
また、この FAQ 集は、正式公開されている最新バージョンに準拠するものとし、次バージョンでの対応予定なども盛り込んであります。特に断りのない限り32bit版について書かれたものです。
インターネットメーラー、言いかえると MUA (Mail User Agent)で、Windows® と互換性のある環境で動作します。
石岡隆光さんが作成され、電八倶楽部でメンテナンスされています。
(MUA は、インターネットの電子メールを発信・受信・返信・転送・保存・管理・応用するソフトです。対語: MTA)
[ 別ソフトの助けがあれば、MacOS®(ひょっとすると FreeBSD や Linux)上でも動作します。]
Jdate News や INMG と連携しすれば、メール同様にネットニュースに投稿できるようになります。
理性や経験や推理によってじっくり使いこなすツールです。万人に共通するとは限らないあやふやな直感や直観に頼っていきあたりばったりに試行錯誤するのはもうやめにしましょう。(例. 目の見えない人は GUI の恩恵を受けません)
電八倶楽部に参加すれば誰でも開発に貢献することができます。
などの特長が支持されているようです。
また、フリーソフトである点も、個人利用者や教材として使う学校の先生、大学・企業等の大量導入組織にはありがたい点です。
現在正式公開されている電信八号には、Windows3.1 用の16bit版(最新版は1.9b1)と、Windows95/98/Me/NT/2000/XP/Vista/7 用の32bit版(最新版はV32.1.7.1)があります。
電八倶楽部に参加していれば、さらに最新のβ版も試用することができます。
電信八号オフィシャルサイト http://www.denshin8.jp/で手に入ります。
電信八号オフィシャルサイトは、電八倶楽部主宰者の川瀬裕(かわせゆたか)さんが原作者 石岡隆光(いしおかたかみつ)さんの提示された条件に基づいて設置した公式サイトです。
また、ベクター http://www.vector.co.jp/ などにも収められている他、主要パソコン・インターネット雑誌、珍しいところでは医学雑誌等の付録の CD-ROM・DVD-ROM にも収録されていることが多いです。
電信八号によりよいメールソフトになってもらうことを目的に、川瀬裕(かわせゆたか)さんが個人的に運営なさっているメーリングリストです。
詳しい案内が、 http://www.denshin8.jp/den8club.htmlにありますので、約束をよく読んで参加して下さい。
電信八号をよりよいメールソフトにすることを目的に、川瀬裕(かわせゆたか)さんが個人的に運営なさっているメーリングリストです。
現在、電八の開発を直接行なっている場所です。
電八倶楽部のメンバーで、石岡隆光さんの提示された電八ソースコードの使用条件を承諾できる方ならば誰でも参加できます。Microsoft®Visual C++6.0以降のStandard版以上をお持ちであればご自分で電八をビルドすることが可能になります。
プログラムが組めない方でもαテスト他ご協力して頂けることはたくさんあります。お気軽にご参加下さい。
「currentバージョン」とは、電八開発倶楽部(den8dev)で現在開発中の最新のバージョンを指します。
電八開発倶楽部内で公開されたパッチ(ソースファイルの変更の差分)の検証等が行なわれている不安定なバージョンです。
電八開発倶楽部のメンバーがソースファイルから自分でビルド(ソースファイルから実行ファイルを作ること)するか、α版もしくはβ版として公開されている実行ファイルで動作のテストを行なっています。
公開されたパッチの一覧とcurrentバージョンへの適用情況は、オフィシャルサイトの電信八号パッチ一覧 <http://www.denshin8.jp/patches.html>で見ることができます。
currentバージョンに適用されたパッチは、検証にて問題が出なければ公開バージョン(stableバージョン)に盛り込まれます。
電八開発倶楽部(den8dev)メンバーが、自分または他人による改良パッチを評価する目的で、自分でビルドして使用しているバージョンです。
こうして、プライベートビルダ各人が加えた改良がパッチとして電八開発倶楽部に公開され、currentバージョンに反映されていきます。
公開されたパッチの一覧は、オフィシャルサイトの電信八号パッチ一覧 <http://www.denshin8.jp/patches.html>で見ることができます。
電信八号の原作者石岡さんの「電信八号を複数の系統に分裂させないこと」という条件を守るため、ビルド管理等を委任するため、電八開発倶楽部(den8dev)で公式ビルダを選挙で選びます。
その公式ビルダがビルドしたものが公式ビルドです。
公式ビルドには、電八開発倶楽部で多くの人が改良したパッチ、バイナリ、ドキュメントをまとめたものが含まれます。
いいえ。公に知られている限り、権利を取得した順番に
は、それぞれ権利を保有しています。ただし、メンテナンスを続けているのは電八倶楽部だけでしょう。
電八のパッケージは、代わりに lzh ファイル形式でアーカイブしてありますので、LHA互換アーカイバ(LhaForge,7zip,LHUT32,Lhasa,Lhaca,WinZip等)で解凍してください。電信八号のファイル群がそのディレクトリに展開されます。
解凍されて出てきた電八ファイル群をどこか適当なフォルダを作って置きましょう。C:\den8 等がお薦めです。注意:WindowsXP以降、C:\Pogram Files以下に置くと確実にトラブルの元になりますので、止めて下さい。
展開されて出てきたファイルの中の、denshin8.exeをダブルクリックすると電八が起動します。
「最初の起動ですね? サーバの設定を行って下さい」と出ますので、指示に従って設定すれば、インストール終了です。
また、denchin8.exeへのショートカットをあなたの使いやすい場所に作成しておくとよいでしょう。例えば、スタートメニュー直下、デスクトップ、タスクバーのクイック起動欄などが便利でしょう。
各項目の位置にマウスカーソルを移動させると各項目のヘルプが出てきます。
それでも判らなければ、電八のヘルプファイルを読んでください。
それでも判らなければ電八倶楽部などで具体的にご質問ください。
( ただし、電八倶楽部はサポート窓口ではないので、必ず答えが得られるとは限りません。電八倶楽部メンバーは、あなたと同じ一人一人のユーザや電八に興味のある人です。開発に参加している人々も、プロではなく電八のユーザやボランティアなのです。)
簡易的な方法としては、メールアカウントを複数登録できるので、これを利用しての複数人での利用が可能です。 POPパスワードの欄に何も記述しないでおくと、POPサーバ接続時にパスワード入力のダイアログが出ます。 ただし、受信済みのメールは他人の物でも表示されてしまいます。
本格的に分けて使いたい場合には、 環境変数HOMEまたはDEN8HOMEで.iniファイルやフォルダを作成する基準のディレクトリが指定できます。詳しくはden8api.txtの「マルチユーザレベルを指定する」を参照してください。
また、複数のフォルダに電八をインストールしてしまうのも手ではあります。
ただし、Windowsからフォルダ内のメールを直接覗かれるという危険は残ります(どのメーラーでもそうですが)。それも防ぎたい場合には、リムーバブルメディアにメールを隔離するなどしてください。
または、WindowsNT/2000/XP/Vista/7 を使用すると、ユーザ毎にファイルのセキュリティ管理ができます。
指示されたファイル中の定義の中に、いわゆる全角空白「 」が混じっているかもしれません。
エディタの検索機能などで、全角空白を探して見てください。
gnuserv を使うと、動作中の Mule にデータを渡せるようになります。(Mule for Win32 Ver 1.20 で動作確認済みです。)
もちろん、スタートアップに Mule のショートカットを入れておいて、常に起動している状況にしておくこともお忘れなく。
※ gnuclientw.exe の方を使いましょう。
V32.1.3未満のバージョンでは、「C:\」などのドライブ直下にはインストールできない仕様になっていました。
現在は発生しません。
V32.1.3で削除機能がつきました。(patch No.00384b:「サーバ別の設定」に削除ボタンを付ける。)
[削除]ボタンを押したあと、設定ダイアログを[OK]で閉じてください。[キャンセル]すると削除もキャンセルされます。
$ENV{PATH}
と書いたら {PATH}
としか表示されません。 環境変数 $ENV{PATH}
だけではだめです。$ENV{}
は一回代入しないと使えません。即時参照は、$PATH=$ENV{PATH};$PATH
などと書きます。
「電八が処理するのは、ヘッダ変数だけ」と覚えて下さい。
$PATH=$ENV{PATH}
は、ヘッダ変数($PATH
への代入)です。
$PATH
も、ヘッダ変数($PATH
の展開)です。
でも
$ENV{PATH}
単独は、ヘッダ変数ではありません。
厳密には、$ENV
までが(元メイルの Env:
に対応する)ヘッダ変数で、{PATH}
はその後に続く単なる文字列です。
ですから、元メールには Env:
というヘッダがないか、空であったので、{PATH}
だけ残ったのでしょう。
電八のヘッダ変数は、$
か ${
で始まり、あとに英数字か -
が続かなくてはならないという決まりです。
= で代入する文字列・ヘッダ変数・環境変数が書けるのは、ヘッダ変数のオプション(または引数)と考えて下さい。
古くからの電八にあったオプションは
[数字] (または[範囲] =: [数字-数字])
<ファイル名>
だけでした。それに V32.1.3.1 からは
=文字列
=定義済みヘッダ変数
=環境変数
が加わったとお考え下さい。
Microsoft Visual Studio.NET 7.0 など、拡張子 .def
に勝手に自分を関連付けしてしまうソフトを導入したからでしょう。
フォルダ設定の「定義ファイル」の拡張子( デフォルトでは .def
)に関連付けされた専用エディタが立ち上がるのは、お助けソフトと連係するための電八の機能です。関連付けがなければ、Folders.def については .txt に関連付けされたエディタが、その他の定義ファイルについては電八内蔵のエディタダイアログが起動します。
定義ファイルの拡張子は、.def
でなくても機能します。次のように対処しましょう。
.def
の代わりになる拡張子を決める。( 例えば .dfn
)Folders.def
, Send.def
, Reply.def
, Forward.def
ファイルの拡張子を( この場合、.dfn に )変える NT 系の Windows (NT/2000/XP/Vista/7)で、.txt
ファイルを開く関連づけが、購入したときのままになっていると起きます。 電信八号が %SystemRoot% という環境変数への参照を展開しないからですが、これはセキュリティ対策なのです。
.txt
への関連づけを環境変数を含まない形にやりなおしましょう。(下記の青木氏作の npregfix:<http://www.nasekouki.co.jp/~shig/den8.html> を使えば一発です。)
※ なぜ、展開しないことがセキュリティ対策になるのかここで書いてしまうと、ウィルスやトロイの木馬を書くことに悪用されてしまうので、ここでは書けません。2.9 の注意書きも参照してください。
フォルダ定義ファイルを設定すれば、お望みのことが可能です。
記述の方法などは、ヘルプの「メールの振り分け」を参照してください。
メニューの[メール]>[再振り分け] で行えます。Halo などのお助けツールにもそのような機能を持つものがあります。
V32.1.3以降ではすぐ反映されます。(patch No.00709:.def ファイルの編集時に再ロード(有効に)する)
メールを表示しているのは電八本体ではなくメール表示用プログラムですので、HTMLを表示出来るプログラムをお使いください。
また、HTML形式のメールは添付ファイルとして認識されることが多いので、添付ファイルとして表示することも出来ます。HTMLメールを読む機会が少ない場合には、この方法でも良いでしょう。
添付ファイルを開くプログラムは、システム上で関連付けられているものも使用できますし、自分で指定することもきます。[設定(O)]→[設定(G)]→[コンテントタイプ]でHTML用の起動プログラムを設定してください。
注:HTMLファイルを開くことで、ウイルス、ワーム、ウェブバグおよびその他の悪意のあるプログラムを実行される場合もありますので、ご注意ください。
メールを表示しているのは電八本体ではなくメール表示用プログラムですので、その手の機能のあるものをお使いください。
--- ここから ---
(This file must be converted with BinHex 4.0)
:#R9S-Lda0LjNEf-!9d4#6Ne69d3!!!!!-J!!!!!!C[V3ca(JSE%Di3!!!!!!!!!
<<以下略>>
--- ここまで ---
これは、Mac の世界ではかなり広く出回っている、BinHex 形式のデータのようです。電八ではこれのデコードは対応していません。以下のようなツールでデコードすることが出来ます。
尚、BinHexはインターネットの世界では非標準のエンコード形式ですので、Base64(MIME)エンコードを使用してもらうようにしましょう。
最近はMacの世界でもMacDoubleという方式が普及してきているようです。これは、Base64と互換性があるそうですよ。
--- ここから ---
begin 644 hogehoge.tar.gz
M(PT*(R`@(""#=(-(@XN#7Y+HBV"#=(-`@T.#BR`@9F]L9&5R<RYD968-"B,-5
<<中略>>
end
--- ここまで ---
これは、UNIX の世界ではかなり広く出回っている、uuencode 形式のデータのようです。電八ではこれのデコードは対応していません。以下のようなツールでデコードすることが出来ます。
ファイル名が無い場合、一時的なファイル名にMIMEタイプ/サブタイプに従った、適切な拡張子を付けたファイル名が付きます。
ただし、MIMEタイプが不適切な場合には適切なファイル名が付かない場合もありますので、その場合には該当メールのファイルを通常のエディタなどで開いて、
Content-Type: image/gif; name="hogehoge.gif"
てな感じでMIMEタイプ/サブタイプやファイル名を適当に修正すれば、デコードできます。
Content-Transfer-Encoding: Base64
Content-Disposition: attachment; filename="hogehoge.gif"
MIMEタイプは「設定」の[ContentType]で追加・変更が可能です。
メールの表示に使用しているソフトによっては、上記現象が発生することがあります。
電八は、デフォルトでメール表示/編集ソフトにダブルクオーテーション(")で囲ってメールファイル名を渡しています。これを処理できないソフトの場合は[設定(O)]→[設定(G...)]→[一般]または[ファイル・フォルダ]タブの、メール表示用プログラムの指定で、プログラムファイル名 しか指定していない場合はプログラムファイル名の後に %s
を追加してみてください。
それでもだめな場合は、メールの格納フォルダを空白の含まれないディレクトリに移動するか、空白を含まないディレクトリ名に変更してみてください。
電信八号は、1.10とほぼ同じセキュリティ上の理由で、空白を含まないディレクトリ(C:\Den8, D:\Den8, D:\Mail 等) にインストールすることをお薦めします。つまり、マイクロソフトがなんと言おうと C:\Program Files なんかの下に実行ファイルを安易にインストールしちゃいけない、ということです。電信八号は基本的にウィルスやトロイの木馬にやられにくいメーラーですが、ユーザに自覚がない場合その限りではありません。
メール表示用プログラムが起動中(タスクバー中に常駐状態になっている場合を含む)ではないですか?
電八とDDE通信をするエディタやビューアをメール表示用プログラムとして使用していると、「マルチパート…」のメッセージを出さずに、そちらにデータを渡してしまいます。
その様な場合には、Altキーを押しながらEnterまたはダブルクリックしてみてください。
Viewer0 = Den0.exe /DDE=open
などと設定し、電八の設定でDDE:欄を空白にすると、メール表示用プログラム(この場合電ラブ)起動中も電八でマルチパートダイアログが出せるようになります。 メールサーバが、WindowsNT の EMWAC のあるバージョンでは、そういう現象が発生する場合がある(メールがないときに、ピリオドをちゃんと返さないバグらしい)そうです。
とりあえず EMWAC IMS POP3 Server 0.85 以前(以後ではないことに注意!)では、正常に動作することが確認されていますので、メールサーバ管理者とご相談ください。
アンチウイルスソフトを使用していませんか?
ウイルスバスターのリアルタイム検索やノートン・アンチウイルスのAuto-Protectなど、アンチウイルスソフトがファイル生成・アクセスを自動監視している場合、添付ファイルがウイルスに感染しているとそのファイルへのアクセスを妨げる可能性があります。
4.4も参照してください。
これはいくつか原因が考えられます。
Subject:に
=?BIG5jp?..
=?EUC-KR?..
などとと記述されている場合、受信時に"UnknownCharset" というエラーが出たはずです。 現在の電八は3.17で解説しているMIMEに対応していますが、対応する文字コードは日本語で使われるISO-2022-JP(所謂JISコード)、EUC-JP, UTF-8, UTF-7, Shift_JIS、と比較的ポピュラーな欧米文字コードUS-ASCII、ISO-8859-1, ISO-8859-2、加えて SNANLS.dll、TRNSDT.dll および TRNSDTJ.dll があればEBCDIC-JP-E + 漢字、および EBCDIC-JP-kana + 漢字、 にも対応します。これ以外の文字コードの場合デコードしてしまうと元の文字コードが判らなくなってしまわないように、デコードせずにそのままにします。
このような場合には、外部ツールでデコードおよび文字コード変換してください。
ただし、先頭が=?iso-2022-jp?q...等の対応している文字コードがデコードされなかった場合、MIMEエンコードが不正だった可能性があります。一部の不正なqエンコードには対応できる場合が有りますので、設定の[Encode/Decode]で調整してみてください。
Unknown Charset となる場合(BIG5 や GB2312 等の中国語、KS 韓国語など)は日本語(Shift_JIS)表示しか対応していないビューワやエディタでは文字化けに見えます。US-ASCIIやISO-8859-1, ISO-8859-2 では一部の文字のみですが、やはり日本語フォントでは正しく表示されません。欧文フォントに変更できる Windows ワードパッドや、中国語・韓国語対応の多国語エディタでは正しく表示できるかもしれません。
未対応の文字コードでは本文でも同じことが発生します。2.15も参照してください。
なるべく寛容に表示しますが、それでも大きな書式エラーがあるメールはリストに表示されません。
該当メールのファイルを通常のエディタなどで開いて、エラーの原因を修正してください。受信時やフォルダを最新の情報に更新したときなどにエラーが報告され、ログウィンドウにエラーの原因となったヘッダの項目が表示されていますので参照してください。
もし、メールの書式に不備が無いのに「書式エラー」となってしまいお困りの場合は電八倶楽部へご報告ください。
アカウントの設定で EUC-JP( いわゆる EUC )を想定している時、他の8ビット文字コードが来た場合、壊れることがあります。
この設定は JIS にしておくことをお薦めします。MIME 文字コードセットとして自動で EUC-JP, X-EUC-JP, UTF-8, UTF-7, ISO-8859-1, ISO-8859-2, US-ASCII, SHIFT_JIS, X-SJIS、オプションで IBM281, EBCDIC-JP-E, EBCDIC-JP, X-EBCDIC-JP, IBM290, EBCDIC-JP-kana もサポートします。
未サポートのもの(Unknown Charset)が来た場合も、文字コード変換しないので壊れませんが、別途デコードする必要があります。
また、attachment でないテキストパートは受信時にデコードします。( 電八の設定の[Encode/Decode] →「シフトJISに変換しないTextサブタイプ」に列挙されたものを除く )
ただし、MIME 非対応メール( いわゆる JUNET メール ) に、ゲートウェイが不正なヘッダ( Content-Type: binary 等 )を付加した場合、ISO-2022-JP のままとなります。その場合、不正ヘッダを削除して、オフラインデコード( インポートし直し ) してください。
[Content-Transfer-Encoding: binary
ならば、不正ではありません。根本的解決は、そのゲートウェイ開発元にクレームしてください。]
なお、Content-Type: text という不完全なヘッダは、許容します。
お使いのメールビューアに手動での文字コード指定または変換機能がある場合、それを試してみてください。
そのような機能がない場合は、一旦ファイルに保存し、外部ツールで文字コード変換を行なってください。
添付ファイルとしてShift_JISで書かれていないファイルを受けとった場合も同じようにして読むことができます。
また、EUC や Shift_JIS や UTF-8 などの8ビットを使う文字コードの場合、メールの配送中に破損した可能性があります。インターネットメールでは7ビットしか転送が保証されていないからです。 (Outlookで文字コードに ISO-2022-JP を使用しない場合、上記のように本文テキストをMIMEエンコードするのはこの対策と思われる。)
送信者にお願いして、7ビット系コード(ISO-2022-JP(いわゆるJISコード)や UTF-7)を使用してもらうようにしましょう。
サーバが対応する新着確認方式を確認してください。 新着確認にはMessage-IDとUIDが使用できますが、それぞれTOPコマンドとUIDLコマンドのサポートが必要です。
滅多にありませんが、POPサーバがTOPコマンドもUIDLコマンドをサポートしていない場合には、Message-Id や UIDを受信前に確認できませんので、サーバに残して有る全てのメールが何度でも受信されます。 また、TOPコマンドに非対応だと受信前の確認で詳細確認もできません。
一部のメールだけで発生する場合、そのメールに Message-Id ヘッダが無いのかもしれません。
例えば、qmail などのメールサーバでは、管理者が設定しない限り(つまりデフォルトでは)サーバで Message-Id を付けないようになっています。相手がそのようなサーバを利用しているのかもしれません。
Message-Id ヘッダが存在するメールでも受信済にならない場合、POPサーバのバグでTOPコマンドが正常に動作していない場合があります。
この場合受信前に受信確認ウインドウで見ると、受信済にならないだけでなくSubjectや本文の先頭の表示も狂うと思われます。
このような場合には、サーバ管理者にご相談ください。
また、新着判定に UIDL のみを使用している場合、UIDLはメールボックスごとにユニークなIDですので、同報や転送などで複数のメールボックスに同じメールが届いているときは、同じメールでもそれぞれのメールボックスから受信してしまいます。
これを防ぎたい場合には、Message-Idを使用する設定にしてください。(電八デフォルトの UIDL+Message-Id がお勧めです。)
ただし、電八が終了時に保存する受信済み Message-Id は3000件です。サーバにたくさんメールを残している場合、溢れてしまうと最後の3000件だけが保存され、それ以前の Message-Id が消えてしまいますので、消えたものは次回起動時に受信済みとみなされません。
アンチウイルスソフトでメール受信を監視している場合に、大きなサイズのメール(およそ64KB以上と考えられる)で、文字落ちが発生するという報告があります。
(Eset NOD32で報告されました。)
今のところ同様の機能を持つ他のアンチウイルスソフトでの障害報告はありませんが、他のメーラーではNOD32以外のソフトでも送受信に対する障害の情報があります。このようなメール受信監視機能は、(受信後のファイルをチェックするものではない)通信に割り込んでウイルスをチェックする原理上、メーラーに障害を発生させる可能性が無いとは言えません。
もし、他のアンチウイルスソフトの同様な機能で障害が発生した場合もメール受信の監視を止めることで対処できると思われます。ノートン・アンチウイルス、ウイルスバスターなどでもAuto-Protectやリアルタイム検索というAMONと同様の機能が有りますので、メール受信監視以外でウイルスメール対策が充分に可能です。
メールのヘッダは、ある程度の長さ(例えば72バイト) になるように RFC2822(インターネット上のメールやニュースなどの記事の形式に関する基本的な規格) などでも推奨されており、電八はこれに準拠しているためです。
メールのヘッダ中では、空白(ASCIIコードで0x20(16進))や TAB(ASCIIコードで0x09(16進))や改行は無視されますので、改行が追加されたからといって、メールの配送に影響があるわけではありませんので、ご心配なく。
メール編集用プログラムとしてワードパッドを指定する時に、「C:\Windows\Write.exe」(ディレクトリ名は実際には Windows95/NT4.0 のシステム格納先)を指定しませんでしたか?
これは、実は「C:\Program files\Accessories\Wordpad.exe」(ドライブ名はマシンによって異なる場合がある)を起動するだけのダミーのプログラムなのです。電八のメール編集用プログラムとして、後者を指定してみてください。
ビレッジセンターのWZ EDITOR4以降でも同様に、wzeditor.exeでなくwz_main.exeを指定する必要があります。
メールを開くときにOpenProcess error 87
と表示される場合があります。3.27も参照してください。
おそらく、返信用のテンプレートに「Subject: $RECOMMENDED-SUBJECT
」と書かれていると思います。これを「Subject: Re: $ORIGINAL-SUBJECT
」とすると、お望みのようになります。
テンプレートに「Subject: $SUBJECT
」と書いてください。
[表示(V)]メニューを開いて、該当するメニューにチェックが入っていないならば、入れてみてください。
また、どうしても表示されない場合は、Alias.ini を削除(念のためバックアップは忘れずに) してみるといいかもしれません。
Internet Explorer 、Chrome、safari の場合は、Windowsのmailto プロトコル設定を使用します。
Firefoxもデフォルトでは同様です。MozillaおよびNetscape 6以降も付属のメーラーをインストールしていなければWindowsの設定が使われます。
Operaもデフォルトでは同様です。加えて、Windowsの設定を使用する以外に、直接プログラムとオプションを設定できます。
個別の設定については後述します。
\
は\\
にする必要があります。C:\den8
ならc:\\den8
と書く必要があります。Windowsのファイルタイプ URL:mailtoプロトコル に電八を関連付けておくとよいようです。URL:mailtoプロトコルへの関連付けは次の手順で慎重に実施して下さい。
C:\***\Denshin8.exe
となっていますね? そこに -mailto コマンドラインオプションを書き加え、C:\***\Denshin8.exe -mailto
C:\Program Files
など、空白付きのディレクトリがパス中に存在する場合は、ファイル名の前後に「"(ダブルクォート)」が付いていますが、-mailto を付加する時には、"C:\Program Files\***\Denshin8.exe -mailto"
"C:\Program Files\***\Denshin8.exe" -mailto
これで設定は終了です。このリンク mailto@example.net をクリックしてみてください。電八の送信メール編集画面が現われ、To:の所にアドレスが張り付けられてるはずです。しかも有り難い事にテンプレート定義も適用されます。
また、 Power Up Internet Explorer (古川 章人さん作・フリーウェア/寄付募集あり) を使うとより楽に設定できます。
Windows標準のメーラーに設定してあれば、Firefoxの ツール>オプション>プログラム で 「Denshin8を使用(標準設定)」を選択できます。
この設定を行っても動作しない場合、以下の設定を試してみて下さい。
about:config
と入力しEnternetwork.protocol-handler.external.mailto
の値を true
にするに network.protocol-handler.external.mailto
を入力するとすぐ見つかります。また、Firefox2以前では、 ContextMenu-Extensions http://piro.sakura.ne.jp/xul/ctxextensions/ というソフトを利用することで電八を直接指定できます。
Netscape4.x以前の場合、Protocol Extender for Navigator:http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se096092.html というソフトを利用することで電八を起動することが可能です。
設定時には「-mailto $a
」などのオプションを付けてください。(詳細は各ソフトのドキュメントを参照してください。)
以下の箇所で直接電八のパスを設定することが出来ます。
この場合は、コマンドラインオプションとして「-mailto %
」を指定してください。
「設定」→「詳細設定」タブ→「プログラム」で、プロトコル「mailto」を編集
「メール」→「設定」→「詳細設定」タブ→「プログラム」の「メールアプリケーション」で 「特定のメールクライアントを使用する」を選択
「設定」→「メール」 で 「特定のメールクライアントを使用する」を選択
スレッドの解析は、In-Reply-To ヘッダや References ヘッダを解析して作成しています。
返信用のテンプレートに、In-Reply-To: $RECOMMENDED-IN-REPLY-TO
または References: $Message-Id
の少なくともどちらか一方を書いてください。(次の 3.8 も参照のこと)
また、自分の利用している SMTP サーバが Message-Id を発行し、付加してくれているかも確かめましょう。自分宛にテストメールを出し、受信したそのメールに Message-Id: ヘッダがあるかどうか見れば分かります。最初に受けとった SMTP サーバが Message-Id を付けてくれないと、一意(世界で唯一無ニ)になりません。Message-Id は、あなたのメールの身分証明書番号なのです。
もし、 自分の SMTP サーバが Message-Id をつけてくれない場合、[アカウント別の設定]で「送信時にMessage-Idをつける」にチェックしましょう。 電八がほぼ世界で唯一なIDを付けてくれます。
テンプレートのヘッダの記述部分に、「References: $REFERENCES $MEESSAGE-ID
」と記述すると、元のメールの References を引き継いでくれます。
ただし、あまり長い References は無駄ですので、適宜削除した方がよいでしょう。なお、普通メール/メーリングリストは、NetNews のように配送の順番が大きく変わることが少ないですので、References を引き継いでもあまりメリットはありません。
From ヘッダの改竄による「なりすまし」防止のため、POPログイン名とPOP3サーバ名を利用して電八が生成/付加する、電八独自のヘッダです。このヘッダを付加することによってメールの送受信に問題が起きるようなことはありません。
例えば From や Return-Path を詐称する Klez というワームが出現しました。このような状況下でも、X-My-Real-Login-Name ヘッダを普段から付加することで、本当にあなたの送ったメールかどうかをある程度証明することができます。特別な理由がない限りは、X-My-Real-Login-Name ヘッダを付加する初期設定のままご利用なさることをおすすめします。
むろん、この X-My-Real-Login-Name ヘッダを付加したくない場合には「設定(O)」の[送信]で設定することもできます。 信用のおけない相手にメールを出す場合は、積極的に消した方がよいでしょう。
これは、電八が付加しているのではなくて、お使いのエディタが付加してしまっています。一部のエディタでは、ファイルの終端を示すためにテキストの最後に付加される場合があるようですので、これが付加しないような設定に変更して下さい。
また、テンプレートで $INCLUDE 変数を使われている場合に、挿入されるファイルにも「^Z」がついていると、結果として作成されるメールには複数個の「^Z」が付加される場合もあります。
現在の電八では、テキスト部分だけ引用されます。
テキストが添付されている場合、その部分も引用される場合が有りますが、余り長い引用をされても困るので、返信のテンプレートで例えば「$QUOTED-BODY[1-100]
」としておくと、 100行分しか引用されなくなるので、添付部の削除も楽になります。
返信用のテンプレートのヘッダの From 行に、「$FROM」と入っていませんか? 返信テンプレート中の$FROMは、返信対象のメールのFROMヘッダの内容なのです。
この場合には、次のうちどれかを記述しましょう。
電八(321.1b6以前) に付属していた電八倶楽部用テンプレート(Den8club.cmp(_den8clu.cmp)、Repld8cl.cmp(_repld8c.cmp))は、単なるサンプルですのでそのままでは使えません。電八倶楽部のアドレス(den8club @ denshin8.jp)を入れるなど、適宜修正してください。
アカウント別設定の[送信]で「送信時宛先などの確認をする」のチェックを外せば、確認ウィンドウは出なくなります。
インターネットのメールでは、いわゆる半角カタカナ(JIS X 0201)は使ってはいけない約束になっています。もし使うと、文字化けを起こしたり、最悪相手のメールサーバをダウン(不慮の停止)させてしまう場合も有ります。
電八の[設定(O)]→[設定(G)]→[メール作成]の、「半角カタカナを全角に自動変換する」にチェックを入れておくと、送信時に電八が自動的に半角カタカナを全角に変換してくれます。
ただ、これでは変換した行の桁数が変わってしまいますし、しかも変換後の結果が確認できないので、半角カタカナを全角に変換してくれる機能のあるエディタ(電信八号用エディタの多くはこの機能があります。)を電八の編集用プログラムに使うのをお勧めします。
尤も、今や半角カナの意味はほとんどないので、IMEの設定で半角カナを使用しない様にしておいてはどうでしょうか?
「m(__)mペコリ
」などのフェイスマークに含まれていたり、句読点、かぎかっこ、「ー」、「・」、濁点、半濁点などがいわゆる半角カタカナになってしまっている場合、気づきにくいようです。
メールは定幅文字面(Fixed Font)、文字通り半角文字が全角文字の半分の幅で表示されるデザインのフォント、を前提に書かれていることが多いので、エディタ・ビューワのフォントを定幅文字面に設定しておきましょう。そうしておくと、文字による飾り罫線や下線もずれません。
なお、IME(日本語入力システム) の設定で、これらの文字は常に全角に変換するように設定しておくとうっかり使ってしまう可能性が減ります。
昔は、インターネットのメールのヘッダには ASCII 文字以外を書いてはいけないという人が大勢いました。なぜなら、当時は日本語ヘッダに対応できていない環境でメールを使っている人がほとんどだったことと、特に From や To にISO-2022-JP(いわゆる JIS コード) の文字を入れると、ヘッダの整合性が保たれなくなり、配送できなくなるケースがあったためです。
ですが、最近はヘッダ中の日本語を特定のルールで ASCII 文字に変換する MIME(注)という方法が広まったため、ヘッダ中に日本語を入れる人も増えてきました。電八は、この MIME に対応していますので、ヘッダ中に日本語に入れても問題無く送信できます。ただし、MIME に対応していないメーラの人が見ると、=?ISO-2022-JP?B?GyRCRUVILDZmM1pJdBsoSg==?=
のようにまったく意味不明な文字列になってしまうことを念頭に置いておいた方がいいでしょう。
(注)「MIME」はヘッダ中に日本語を埋め込むためだけに決められた規格ではなく、メールやニュースなどの記事に絵や音声などの情報を埋め込むための規格などを含む、広範なものです。
321.1b7より、不当メール送信防止のため、送信メールのFrom:アドレスが自身のアドレスかどうかチェックするようになりました。
アカウントの設定に定義していないアドレスをFromに使用したい場合は、送信設定の「自分のアドレス」に記述しておく必要があります。
※ 送信メールのFrom:アドレスに使用できるアドレスは、返信メールの To: (標準返信テンプレートの $RECOMMENDED-TO) から除かれるようになります。これが不都合な場合は、返信テンプレート定義ファイルをそのアドレス条件で分岐させて、分岐先の(新規に作成した)返信テンプレートの To: または Cc: に直接記述してください。
例:
REPLY.DEF:
/TO:.*support@example.co.jp/ SUPPORT.CMP
………
SUPPORT.CMP:
To: $RECOMMENDED-TO
Cc: support@example.co.jp
Reply-To: support@example.co.jp
………
[アカウント別の設定]の自ホスト名に、半角英数字(0~9,a~z,A~Z)以外の文字を使っていませんか?
SMTPサーバによっては、自ホスト名に漢字や半角カタカナはもちろん、「/」とか「"」とか「'」とかのASCII文字の記号文字が付いていても正常にメールを受け付けてくれないことがあります。
サーバによっては送信前に受信が必要(POP before SMTP。とくに、SMTPサーバを置いているプロバイダ以外からインターネット接続をしてメールを送信しようとした場合)であったり、SMTPサーバ認証(SMTP_AUTH)を必要とする場合があります。電八はV32.1.3以降ではこれらに対応していますので、アカウント別の設定で有効にしてください。
プロバイダがspam送信防止のため、外部に対するSMTPポート(25)での通信を遮断している事例が増えています。(OP25B, Outbound Port25 Blocking)。ご利用のプロバイダの仕様を確認してください。 この場合、レンタルサーバーや会社などの接続プロバイダの物ではないSMTPサーバー対してポート25で接続することが出来ません。
SMTPサーバがSubmissionポートをサポートしている場合には「アカウント別の設定」でSMTPポートを変更してみてください。標準的なSubmissionポートは587番です。また、Submissionポートの利用ではSMTP_AUTHが必須となっていることが多いので、お使いのSMTPサーバの仕様も確認してください。
ホットスポットやホテルなどのインターネットサービスを使用して接続しているとき、電八の設定に拘わらず強制的に別のSMTPサーバに接続するようになっている場合があります。(ログウインドウを表示しておいて、実際に接続しているサーバを確認してください。)
この様な場合には当然、そのサーバの設定に電八の設定を合わせる必要が有ります。たとえば、普段SMTP_AUTHを使用している場合は無効にしてみてください。
ASCII のみのメールに「charset=iso-2022-jp」と書いてあっても規格上は間違いではありませんが、欧米製のいくつかのメーラでは認識できない場合があるようです。
もしそのような相手に届く可能性があるのでしたら、ファイル添付処理の後、該当のメールをエディタで再び開いて(マルチパートのパーツを選択するウィンドウで、メッセージ全体を選択する)、該当部分を「charset=us-ascii」などに修正すればいいでしょう。
住所録(Alias.exeで表示されるやつ) にあるエイリアス名を直接メールヘッダの To:などに書くことができます。
また、Alias.exe の一覧中のメールアドレスやエイリアスを、エディタにドラッグ&ドロップすることもできます。
アドレス選択時に IME がON となっていると、そういう現象が発生するようです。IME を OFF してみてください。
321.1b7 から、アドレス選択部分にカーソルが移ると IME (カナ漢字変換)が OFFになるようになったのであまり発生しないと思います。
現在の仕様ではできません。
どうしても終了しないとイヤだという場合は電八倶楽部で要望してみてはいかがでしょう。
RFC2822(メールの形式の規格)を厳密に解釈すると、メールアドレスの「@」以降(ドメインパート)を省略することはできません。
ですが、同じメールサーバを利用している人がそれほど多くないのでしたら、対象者全員のメールアドレスの「@」の前(somebody@somewhere.ne.jp
ならば、somebody
)を、エイリアス名として住所録に登録してしまう方法があります。
ヘルプの「Template特有の表現」で解説されています。
V32.1.3以降では「OUT.fldへ」が有効になりました。OUT.fld以外の送信系フォルダのメールを編集した場合、文字どおりOUT.fldへ移動するためです。
Out.fldのメールを編集していた場合は[中断]でも同じ動作になります。この[中断]ボタンは編集の中断ではありません。メールの編集はエディタが保存した段階で完了しているからです。
または、右上の×ボタンでダイアログを閉じることもできます。
OpenProcess error 87
が表示される場合があります)電八はメール編集したプログラムが終了したかどうかでメール編集の終了を判別していますが、この終了検出の問題だと思われます。
メール編集以外にも同じエディタでメールや、他の文書を開いている、あるいはエディタを常駐させて使用している(高速オープン機能などと称します)場合、エディタプログラムは終了していないためメール編集の終了が判りません。
これは、メール編集用プログラムのコマンドラインに別プロセスで起動するスイッチをつけることでほとんど解決します。
オプション例:
エディタ | オプション |
---|---|
EmEditor | /sp |
VX Editor | /x |
WZ EDITOR 5 以前 | /i |
WZ EDITOR 6 以降 | /new |
サクラエディタ | デフォルトで別プロセスが起動します |
このようなスイッチまたは設定がない場合は、そのプログラムをすべて終了するしかありません。
例えば、メモ帳トラッパーを使用している環境でメール編集プログラムをnotepad.exe にしていると同じ現象が起こります。 メモ帳トラッパーを使用している環境ではメモ帳でなく使用したいエディタを直接指定してください。
メモ帳トラッパーの代りに青木茂氏作の npdummy http://tuk.t.u-tokyo.ac.jp/~shig/freesoft.html を使用すると、この問題は起こりません。
このような例は他にもあります。3.2も参照してください。
ツールバーボタンが見えるようにスレッドウィンドウの位置をずらすと、返信ボタンが押せます。
ウインドウの位置は記憶されるので、次回からはその位置で表示されるようになります。
また、スレッドの表示ウィンドウ上でも電八君のアクセラレータは有効です。
例えば、該当メールに返信したいのでしたら標準の設定で Ctrl + P を押すことにより返信することができます。
xxxxx.@docono.me.jp
といった宛先のメールが保存も発信もできません。 .(dot)
は、特殊な文字なので、"xxxxx."@docono.me.jp
と書けばエラーになりません。
xxxxx\.@docono.me.jp
や "xxxxx.@docono.me.jp"
も良さそうなものですが、エラーになります。
.(dot)
は、本来 xxx
と yyy
をつなげて xxx.yyy@docono.me.jp
と書くための文字です。 V32.1.4.3 からメールファイル名をデフォルトで「""」で囲んで渡すようになりました。
ファイルパスを「""」で囲むと処理できないソフトを使用している場合には、コマンドラインパラメータとして %s
を指定するようにしてください。
詳しくは2.9を参照してください。
添付ファイル名に日本語が使われていた場合、ファイル名が化ける場合が有ります。
添付ファイル名のエンコード方法は現在はRFC2231で標準化されていますが、以前はメーラーによって方法が異なっていました。このため、送信側/受信側のメーラーで方法に互換性がなければ、日本語のファイル名が正しく使用できません。
電八の添付ファイル名エンコード方式は、[設定(O)]の[添付]で選択することができます。相手のメーラーの対応する方式に合わせてください。Outlook(等のMicrosoft社製メーラー)を除く代表的なメーラーが対応済みの RFC2231 がお勧めです。もし、Outlook宛にも送る必要がある場合は RFC2231/BASE64 にしておきましょう。
(エンコード、即ち添付ファイル作成時の設定です。 受信するときはいずれの方式にも自動対応です。)
また、Outlookまたはその他のRFC2231非対応のメーラーに送る場合は、以下のような方法でも対処できます。
送信失敗ダイアログが表示されるにも拘わらず、実際には送信されている場合、[アカウント別の設定] の「QUITコマンド」を変更してみて下さい。
spam等の大量送信を防止するためだ思われますが、QUITを送らなくてもDATAコマンドの完了(送信メール内容の送信完了)で勝手に接続を切るサーバーが見つかっています。このようなサーバーでは、QUITコマンドに対する応答が得られないために、このような現象が発生します。
尚、このサーバーの挙動はBURST_SMTPを妨げる動作ですので、「設定(O)」の[送信] にある「なるべく高速に送信する」も失敗します。こちらのチェックも外してください。
まず、受信したメールが入っていると思われるフォルダのウィンドウをアクティブな状態にして、[フォルダ(F)]→[最新の状態に更新(R)]としてみてください。もしメールがフォルダに振り分け済みだったら、これで復活します。
もし、それで駄目な場合は、メールの振り分けができていないことが考えられます。テンポラリフォルダーに #den*.tmp または _den*.tmp や *.sav というファイルがあれば、電八のメニューから[設定(O)]→[オフラインデコード(O)]でそれらを選択することで復活できます。
※テンポラリフォルダーはOSの環境変数 TEMP もしくは TMP に設定されているものです。電八起動時にログウィンドウに Temp: として表示されます。 通常は Windows95/98/Me では C:\WINDOWS\TEMP\
、Windows2000/XP では C:\DOCUME~1\ユーザ名\LOCALS~1\Temp
ですが、いちいち入力しなくても、ファイル選択ダイアログでファイル名に %temp% と入力してEnterを押すと移動できます。
フォルダのメール一覧で表示されているのは、一旦フォルダキャッシュファイルに格納されているものです。電八や Windows が操作不能になってリセットしたり異常終了した後などに、実際のメールとフォルダキャッシュの内容が一致しない場合が有ります。
その様な場合には、そのフォルダをアクティブにした状態で[フォルダ(F)]→[最新の状態に更新(R)]とすればいつでもキャッシュの再構築が出来ます。
V32.1.5.1以降で「相手[再送相手]」の表示が、送信系/受信系で固定ではなくユーザが変更可能になりました。 この影響で、送信系メールフォルダでも「相手[再送相手]」にFrom:のアドレス(自分)が表示される場合が有ります。
この変更は[フォルダ]→[相手表示変更]で行えます。
フォルダファイル(*.fld)を削除してみてください。フォルダファイルは自動的に再生成されますので削除しても問題ありません。
まず、エクスプローラ上などで、そのフォルダ内の ????.txt と ????.rnm の ????の部分が一致しないように、適当な4桁の数字に置き換えてください。
次に、MS-DOSプロンプトで、そのフォルダの場所に移り、 C:\Den8\Folder> ren *.rnm *.txtとしてください。最後に電八で、[フォルダ(F)]→[最新の状態に更新(R)]としてみてください。
ちなみに、フォルダ内にゴミファイル(不当な形式のメールを含む)や ????.rnm ファイルが存在している時に、番号振り直しが失敗することが多いようです。その場合は、エクスプローラなどでフォルダの中身を調べてみてください。
ウイルスバスターのリアルタイム検索やノートン・アンチウイルスのAuto-Protectが開始されていて、番号振り直しフォルダ内にウィルスを含むメールがある場合にも、番号の振り直しに失敗することがあります。ウィルスを駆除しましょう。
古いバージョン(1.2b5以降1.2b6-stable以前)で、「サーバ別の設定」の実名が長い場合に発生していた事があります。
densin8.iniをエディタで開いて長いRealName=の行を削除すると回復します。(日本語を入力した場合はそのままではなく、エンコード後の文字列になっていますので、長さで判断してください。)
V32.1.3.1 以降で対策されています。最新の電八を使用して下さい。
この現象はあるAPIの挙動がWindows XPで変更されたため、電八の過去のバージョンで発生していました。最新版の電八を使用してください。
フォルダのリスト表示の各項目の幅は自由に変えることができます。幅を0にすることも出来るので、iniファイルのトラブル等で全ての項目の幅が0になってしまうと、このような状態になります。
左端のヘッダ境界にカーソルを重ねるとカーソル形状が←|→に変化するので、見えないけれど一番左端に重なって存在しているのが判ります。クリックして右にドラッグしてください。
もしくは、denshin8.iniファイルの[Global Parameters]
セクションのHeaderLengths0~4
を削除するとデフォルトの幅で起動します。
タイムアウトはサーバの応答が返ってこないときに発生します。ログウインドウを表示しておくと原因が判るかもしれません。
原因が判らない場合にはログを取っておいてサーバの管理者または電八倶楽部までお知らせください。
また、UIDLまたはTOPコマンドでタイムアウトしているとき、これらのコマンドを使用しなければ受信できるかもしれません。とりあえずメールを受信したい場合には、以下のいずれかを試してみるとよいでしょう。
もし、特定のメールが原因で発生している場合は、上記 2 の方法でサーバ上のメールが削除されれば回復する場合が有ります。同じ症状が度々発生する場合にはサーバの管理者に相談してください。
Windows Vista や 7 の標準の視覚テーマはウインドウ右上のボタンの横幅がXP以前よりも大きくなっており、フォルダを最小化した際、タイトルバーのフォルダ名を表示するスペースがかなり狭くなってしまいます。
以下のいずれかを試してみるとよいでしょう。
Windowsのテンポラリフォルダー(環境変数 temp、もしくは tmp)にドライブのルート(W:\ など)を指定していると発生します。これは現在のところ制限事項として認識されており、将来のバージョンでは解消されると思われます。
以下のいずれかを試してみるとよいでしょう。
set TEMP=%APPDATA%\Temp
set TMP=%APPDATA%\Temp
%~d0
cd %~dp0
start denshin8.exe
共有フォルダにソケットアプリケーション即ちネットワークアプリケーションを置いて使用すると ログウインドウに"Couldn't create socket"と表示され、通信が全く出来ない場合があります。
これは電八以外でも発生するWindows (Server) の制限です。セキュリティ上の理由のようです。コレが原因である場合は、ローカルディスク上からは問題無く受信可能です。
以下のいずれかを試してみるとよいでしょう。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\FltMgr
名前: UseTildeShortcut
種類: DWORD (32ビット)
データ: 1
電八のメニューから[設定(O)]→[オフラインデコード(O)]を指定して、AL-Mailのメールボックスに移動して、*.WML をすべて選択するのが一番楽です。
また、
MailExp: L-Internet Resurce Center <http://www2.lint.ne.jp/~lrc/>[メール分割移行/整理]
でも移行できます。
以下の方法で移行できます。
Microsoft OutLook/OutLook Express の名前を付けて保存したファイル( 拡張子 .eml, .nws )形式であれば、メニューの設定(O)→オフラインデコード(O)[ V321.1b6 英語版にはメニューにないので Ctrl+Alt+Shift+D ]からファイルの種類(T)に[All Files (*.*)]を指定して該当するメールまたは記事を選択してオフラインデコードすれば、デコード・振り分けされます。
MailExp:http://www2.lint.ne.jp/~lrc/[メール分割移行/整理] ならば、非常に多くのメーラ形式に対応しているので、対応されているかもしれません。
てなところでしょう。できたら、電八倶楽部で紹介してください。:-)
*.fld ファイルをダブルクリックすると、電八が起動します。
フォルダのウィンドウでキーボードの Ctrl キーを押しながら、マウスでクリックすると、複数メールを選択することができます。
(これは、Windows のリストボックスでの標準的な操作方法です。)
フォルダウィンドウ中で連続している多くのメールを選択するには、選択したい最初のメールをクリックした後、選択したい最後のメールをキーボードの Shiftキーを押しながらクリックすれば一気に選択できます。
(これは、Windows のリストボックスでの標準的な操作方法です。)
また、メールの検索で[一括]で検索すると、検索条件に一致したメールが一度に選択できます。
例えば、未読メールのみ選択したい時は、ヘッダ内を X-Status:RECV で検索すれば選択されます。
フォルダウィンドウのタイトル(相手など)をクリックするとその項目でメールがソートされます。
もう一度クリックすると昇順/降順に変化します。
ただし、メールの番号は"番号の振り直し"をしないと元のままで、ビューワで連続して読めるわけではないので注意してください。なお、元に戻すには番号をクリックします。
メール振り分け先のフォルダは予め作成する必要は無く、振り分けの際に存在しないフォルダが指定されていたら、自動的に作成されます。
(ただし、メールフォルダを作成するフォルダが既に存在していないと自動作成できません。)
Alias.exeの機能が冗長で必要がないと思う場合には、Alias.exeをリネームするか棄ててしまえば、メール作成時に電八内蔵のシンプルな宛先選択ダイアログが動作します。
この場合、住所録ファイルの編集ではメールエディタが呼び出され、.ali ファイルを直接編集することになりますので、慎重に編集してください。
編集するときだけリネームしたAlias.exeを使用するのも良いかもしれません。
メールの大きさを KB(キロバイト=1024バイト)単位で表したものです。
タイトルの境界線の上にマウスカーソルを持っていくと、カーソルの形がこのような ←|→ 形に変わりますので、ドラッグして適当な幅に調節して下さい。
このときにダブルクリックすると、その項目中最も長いものに自動的に合わせられます。
注)これはWindows標準のリストボックスの共通の操作です。
--------
は、何の意味があるの? 通常、メールのヘッダとボディの区切りは空行(改行のみの行)ですが、これでは何かを区切っていることが一目でわからないため、区切り記号を挿入しています。送信時には、電八内部でこの区切り記号を削除してから SMTP サーバに送るため、問題ありません。
なお、この区切り記号は、UNIX 上で動く有名なメーラーの mh の仕様に影響を受けているそうです。
PCからモデムやTAで直接ダイアルアップする場合は、電八の自動ダイアル機能を使用するとダイアルアップ接続後にアドレス解決をしますので問題は発生しにくいです。
Windowsに自動接続をさせる場合は、「設定(O)」の[送信]で「IPアドレス解決タイムアウト」に 0 を指定すると、アドレス検索が同期待ち合わせとなりますので、電話をかけている途中で失敗となることはなくなるはずです。
また、電八ではなくダイアルアップルーターなどで自動接続をする場合は、「IPアドレス解決タイムアウト」に回線がつながるまでの時間+αを設定します。(値は1ms=1/1000秒単位です)
試行回数を増やすことも出来ますが、OSによってはアドレス検索結果をキャッシュする場合があるので、効果が無いかもしれません。
このアイコンの状態は、各メールの X-Status に対応しています。
これを手動で変更するには、一覧中の変更したいメール上でマウスを右クリックすると、
+ | → RECV(未読) → READ(既読) → RPLY(要返信) → RPLD(返信済) → | + |
↑ | ↓ | |
+ | ←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←← | + |
または
+ | → WRIT(未送信) → SENT(送信済) → | + |
↑ | ↓ | |
+ | ←←←←←←←←←←←←←←←←←← | + |
のようにサイクリックに変化します。
また、電八用のメールビューア/エディタには、X-Status の変更を行うことができるものもあります。