電信八号の開発に参加したいかたは、まず電信八号のパッケージに同梱されている develop.txt を参照してください。
コンパイラについて
Microsoft® Visual C++® (Microsoft® Visual Studio)
- MFCを使用しているのでStandard版以上(つまり、Express版以外)が必要です。
- 公式ビルドがVC++6.0なので、VC++6.0より新しい環境では以下の様な追加のオプションが必要です。
- 「for ループスコープの強制準拠」を「いいえ」にする
- プリプロセッサの定義に
_USE_32BIT_TIME_T
を追加する
- マニフェストファイルを使用する場合は、追加のマニフェストに
Denshin8.manifest
を追加する。(この場合、実行時には生成されたDenshin8.exe.manifest
ファイルが必要)
Microsoft® Visual C++®2019 (VC++16)
ビルド出来ます。ソリューション/プロジェクトファイルが提供されています。
VisualStudioインストーラの[ワークロード]で C++デスクトップ開発、[個別のコンポーネント]で C++ MFCコンポーネントのインストールが必要です。
v142ビルドツールではWindows XPサポートは提供されていませんので、Windows XP用バイナリのビルドにはVS2017 v141ビルドツールをインストールする必要があります。
Microsoft® Visual C++®2017 (VC++15)
ビルド出来ると思われます。
VisualStudioインストーラの[ワークロード]で C++デスクトップ開発、[個別のコンポーネント]で C++ MFCコンポーネントのインストールが必要です。
VS2017 v141ビルドツールにはWindows XPサポート版もあります。
Microsoft® Visual C++®2015 (VC++14)
ビルド出来ると思われます。
VisualStudioのインストーラでMFCコンポーネントのインストールが必要です。
VS2015 v140ビルドツールにはWindows XPサポート版もあります。
Microsoft® Visual C++®2013 (VC++12.0)
ビルド出来ます。ソリューション/プロジェクトファイルが提供されています。
VisualStudio 2013製品にはUNICODE版MFCしか含まれていませんので、追加のmbcs版MFCライブラリのインストールが必要です。下記Microsoftサイトからvc_mbcsmfc.exe
を入手して実行して下さい。
また、Updateが有りますので当てましょう。
Microsoft® Visual C++®2012 (VC++11.0)
ビルド出来ます。ソリューション/プロジェクトファイルが提供されています。
Updateが有りますので当てましょう。(サービスパックと呼ばなくなりました)
Microsoft® Visual C++®2010 (VC++10.0)
ビルド出来ます。ソリューション/プロジェクトファイルが提供されています。
サービスパックが出ていますので当てましょう。
Microsoft® Visual C++®2008 (VC++9.0)
ビルドできると思われます。VC6のプロジェクトを読み込んで上記オプションを設定して下さい。
サービスパックが出ていますので当てましょう。
Microsoft® Visual C++®.NET 2005 (VC++8.0)
ビルドできると思われます。VC6のプロジェクトを読み込んで上記オプションを設定して下さい。
Microsoft® Visual C++®.NET 2003 (VC++7.1)
ビルドできると思われます。VC6のプロジェクトを読み込んで上記オプションを設定して下さい。
MFC7.1のOnDDEExecute関数バグの影響があるためSP1推奨
Microsoft® Visual C++®.NET 2002 (VC++7.0)
ビルドできると思われます。VC6のプロジェクトを読み込んで上記オプションを設定して下さい。
Microsoft® Visual C++®6.0
現在の公式ビルド環境です。ワークスペース/プロジェクトファイルが提供されています。
最終版は Service Pack 6 (MSC Version 12.00.8804) です。
Microsoft® Visual C++®5.0
恐らくビルドできません。
以前はビルド可能でしたが、最近のビルド報告自体がありません。
Intel®C++ Compiler
Windows版でビルドできると思われます。(コンパイラのみなので、別途VCが必須です。)